2009年12月31日(木)
さようなら2009年
ル・ロイヤルホテルのカウントダウンパーティーでのノリのいいアラブ人ダンサー達。黒いベアトップを来た褐色肌のフダーさんが
人気投票でベスト・ダンサーに選ばれ、賞金約10万円をゲット

     トリを務めたイラク人歌手
      イラクの不幸を綴った歌が多かった

今日で2009年も終わりですね。日本から7時間遅れで迎えたヨルダンの大晦日、ル・ロイヤルホテルの新年カウントダウンパーティーへ。1人150ヨルダンディナール(約2万円)の着席・ビュッフェ形式でした。アラブなのになぜかレゲエの歌手が前座で演出はイマイチでしたが、元来踊り好きの多いアラブ人なので女性ダンサー達に交じってステージ前で踊りまくる客多数。そして更にアラブ的だったのは10時半開始の予定が実際始まったのは0時頃だった事です。カウントダウンの時にまだパフォーマンスが始まってないという… 友人に言わせると慣れたお客達は事前に予約せずに当日の夜パーティーが始まる頃を見計らってあちこちのホテルをハシゴしてからどのパーティーに参加するか決めるんだそう。もちろん値下げ交渉可で、場合によっては半額になる事もあるんですって。やっぱりここはアラブ… ともあれ、さようなら2009年! 皆さん、どうぞよいお年を…

2009年12月29日(火)
国際カップルの子供達

ヨルダンのお米料理ゲトラが絶品

ベドウィンの父とニュージーランド人の母を持つ

人生2度目のぺトラ観光へ。壮大な景色はもちろんですが、ちょっと印象に残ったのはベドウィン(ヨルダン人)の父とニュージーランド出身の白人の母を持つハーフのお土産物屋さんです。彼のお母様はかつて観光でぺトラに来た時、観光客相手に土産物売りをしていたお父様と一目で恋に落ちたんだそうです。二人は結婚、電気も水道もプライバシーも無いぺトラの洞窟の家で彼ら子供を育てたお母様は最近手記"Married to a Bedouin"を発刊。彼が見せてくれたその本には1984年にぺトラを訪ねたイギリスのエリザベス女王と談笑するお母様の写真などともに、お母様の多彩な人生が綴られていました。ベドウィン男性に惹かれる気持ちって何だかわかる気がします。

そして夜は会社の同僚宅での夕食会へ。ここもヨルダン人とロシア人カップル(奥様は元数学教師)で、両方の料理をたくさん頂きました。中でも美味しかったのは写真のゲトラというヨルダンのお米料理で、ナッツとお肉がたくさん。夫妻自慢の聡明な息子さんはロシアの大学を卒業し、アラビア語・ロシア語・英語が堪能で日本の政治や経済にも詳しく、鳩山新政権への感想や景気回復について政治記者並みの質問の嵐でした。

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2009年12月25日(金)
アラビアンナイトの始まり

アンマンに今朝到着、夜は早速国営メディアに勤めるヨルダン人の友人宅でのクリスマスのお祝いに呼ばれ、社交好きなアラブ人達との"アラビアン・ナイト"が始まりました。この友人自身はイスラム教徒ですが、奥様がロシア人なので毎年本気でクリスマスのお祝いをするそうで、お部屋には大きなツリーやクリスマス・グッズが飾られ、テーブルには奥様手作りの美味しいロシア料理がいっぱい。BGMがCDじゃなくてカセットテープだったのがヨルダン的? 今、日本でカセットデッキって売ってないですよね? 

それはさておき、お酒も入ってないのに夜が更けるにつれてヨルダン人、パレスチナ人、クウェート人によるアラブ人同士の政治談議がヒートアップしてクロスファイヤー状態に。1時間以上大声で議論してましたが、その間、言葉について行けない私とロシア人の奥様は彼らの熱弁を傍観するのみでした。後で友人が私に「アラブ人はホント政治談議が好きだからね〜」と…

2009年12月22日(火)
ネジ外します

ソフィテル・メトロポールのバスルームの
アメニティはエルメス

ホアンキエム湖畔でアルバム写真撮影中の
新婚カップル 

   気になるポスター…何が始まる?         バッチャン焼きのティーポット
只今長期休暇中です! この休みを励みに仕事頑張って来たんだから頭・心・体のネジを心置きなく外しますよ〜 先ずは9月の出張で全く観光できなかったハノイに飛び、現地の友人との3ヶ月ぶりの再会を楽しんだり、エステや街歩きを満喫しています。

今回泊まったのはコロニアル調の歴史あるSofitel Metropole Hotel ソフィテル・メトロポールのエグゼクティブ・フロアで、内装や雰囲気は香港のペニンシュラやシンガポールのラッフルズホテルに似ています。サービスもトラブル(天井から大量の水が落ちて来た!)への対処にも誠意があり、強力お薦めのホテルです。今回はI Love Chocolate というチョコレートビュッフェ付きのお得な宿泊プランを利用し、ティーサロンでフルーツのチョコファウンテンからチョコレートドリンクまで禁断のチョコ尽くし。いつもの私なら全種類制覇しそうですが、この後行くヨルダンの死海で水着姿になる予定なのでほどほどに…残念!


今日はJTBの現地ツアー(事前に日本で申込み)でハノイから車で約30分の所にある陶器の村・バッチャンへ。他に参加者がいなかったので通常20米ドルの料金が40米ドルと割高でしたが、マイカーとマイ日本語ガイド付きでちょっと優雅な気分になりました。専属ガイドのベトナム人は自称SMAPの草g君似で、若干頼りない(?)日本語はハノイで勉強したそうです。ホテル到着後、"草g君"にチップを渡そうとすると遠慮してなかなか受け取らず、ここでもベトナム人の奥ゆかしさを再認識。

2009年12月12日(土)
この道は…
今年の世相を表す漢字は「新」だと昨日発表されましたね。世相ではなく皆さん自身の2009年を表すとしたら? MIMIは「道」です。仕事では道なき道を全力疾走で(時々ばてながら)駆け抜け、プライベートでは迷子になったり後戻りしたり時にはスキップしたり… 「私らしい生き方とは?」と自分探しをしながら道を切り開いて来た1年だと思います。私が今歩いてる道はきっとY字型、そして一人… だからよく迷ってしまう? 

道といえば、故東山魁夷の作品で一番好きなのは「道」です。中学2年生の時に国語の教科書に載っていた淡い色調のその絵に「この道の先には何があるんだろう?」と想像力を掻き立てられ、私はすっかり魅せられました。

写真は今年最後のネイルアートです。クリスマスとお正月を兼ねたデザインで雪の結晶入り! とても気に入ってます。
2009年12月5日(土)
メッカから戻ったので…

アジアA国在住のクウェート人の友人から電話。頻繁に近隣諸国に出張する人なので「今A国にいるの?」と尋ねると、「うん、2日前にメッカ巡礼から戻って来たばかり」との返事。そうです、今巡礼月なのです。メッカに近いジェッダでは洪水で100人以上の死者が出ましたが、友人はその洪水の少し後に巡礼したとかで大丈夫だったようです。そして今年は新型インフルエンザの影響でクウェートでも「巡礼帰りの人達を出迎える時にハグやキスはしない方がいい」との忠告が出回っていました。

7年ぶりの巡礼は言葉でうまく表せない程の感動だった、と言っていました。それを聞いて私も少し神々しいパワーのお裾分けをもらったような気がしましたが、その後の会話は下世話な内容で、その切替の早さが不思議なような、おかしいような。随分前に読んだエジプト旅行記で、筆者がカイロでスークのエジプト人商人達がモスクで神妙に礼拝を済ませた後、お店ですぐまた観光客にぼったくりを働いているのを描いたイラストがあったのを思い出しました。彼らの信仰心と日常生活のバランス感覚、普段あまり神様について考える機会が無い私にはなかなか想像つかない世界です。

左はカタールの友人からのイードのグリーティングカードです。

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2009年11月25日(水)
世界で1枚だけのカレンダー
今年初の試みでフジフィルムで卓上型カレンダー(12枚綴りで2100円)を作ってみました。印刷される写真はLサイズ。自分用と仕事でお世話になった方々へのプレゼント用、それぞれカレンダーのテーマを決め、今年撮った写真の中から"元気""ポップ""カラフル"を基準に選んで構成してみました。季節感、自分やその方々にとって重要な出来事、キャプション、複数写真のアレンジなどこだわり始めると延々と裾野が広がる、大変だけど楽しい作業でした。オンラインで注文、約1週間で出来上がるそうです。楽しみ〜
2009年10月17日(土)
高校球児のその後

高校時代の恩師が 県の高校野球発展に長年に亘り貢献されたとして今夏表彰されたので、今夜はその記念祝賀会でした。先生自身の母校でもあり、野球部で鍛えられた歴代の教え子を中心にOB約50人が集まる盛況で、私も久々に同学年の野球仲間7人や一つ下の女子マネと再会、お互いの近況報告と思い出話が尽きず… 卒業生の中には現在高校や中学で教員となって野球部の監督やコーチとして真っ黒に日焼けしながら頑張ってる人も多く、祝賀会はキレのいい体育会のノリで、とても楽しかったです。メタボ比率も同年代男性と比べて異常に低く、感心。甲子園なんて夢のまた夢でしたが、"聖地"を一緒に目指した仲間ってやっぱりいいなぁ、と思いました。

同級生の一人に「ところで どうしてマネジャーになったの?」
と聞かれ、私がいかに熱血野球少女だったかを説明すると"野球がそんなに好きだったなんて、時を越えて今初めて知ったぞ"って感じのリアクションが戻って来て笑えました。年に1週間足らずしかお休みのなかった野球部、I Love Baseballじゃないと務まらないのがマネジャーですよ〜 この祝賀会、MIMIは仕事柄一眼レフ連れで参加。ドレス&ファー姿と完全なミスマッチでしたが、そんな大きなカメラ持参したのは私だけで、最初は遠慮がちでしたが時間が経つにつれ最前列でパパラッチ化。もちろん写真はCDに入れて先生にプレゼントする予定で、少しは先生への恩返しになるかな?
 

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2009年9月25日(金)
ベトナム的"美の条件"
中国の中秋節同様、ハノイでも月餅が。普通のお菓子よりかなり高額 ハノイのスィーツの味は? 爆走バイクの必需品 結婚式用? おめでたそう 笠があれば日傘要らず フランスパン買います?

親しくなった国営石油会社勤務のベトナム人キャリアウーマンに「アオザイって着る?」と聞いたところ、日本の着物同様、ハノイでは特別な日にしか着ないそうです。最近は上衣のスリットを深めに入れてお肌のチラ見せ面積を増やしたセクシーなアオザイが増えてるんだとか。彼女が高校生の頃はアオザイが制服で、「アオザイって危険なのよ〜 背筋伸ばして座ってなかったり油断して体全体で大笑いすると脇のホックがすぐ外れちゃうの」ですって。アオザイは太っていようが痩せていようが 体にピタッとしたシルエットで作らないと見栄えが悪いらしく、確かにそんなにタイトだと危険がいっぱいかも… アオザイの制服はハノイでは廃止になりましたがサイゴンの高校ではまだ伝統を守っているそうです。

こちらではロング&ストレートヘアの女性の比率が高いような気がします。ハノイから300キロ離れた地方都市に行った時なんて、すれ違った下校途中の女子高生達は100人中100人(そんなに出くわしたっけ?)スーパーロングを後ろで一つに束ね、さらに笠をかぶって自転車を漕いでました。ベトナム通産省勤務の女性に聞いてみると、美しいロングヘアは美の条件だそうです。サイゴンやハノイのような大都会ではパーマをかけてる人もいるけど、田舎ではもっぱら何もしないストレートが主流。ホテルで紹介された歩いて10分の美容院は外見も内装も庶民的でしたがお客の99%はこちらに住む白人でした。シャンプー・ブローで約1500円。もしかしてベトナムでは髪のお手入れはまだまだ贅沢な事でしょうか。
ベトナムに来て以来連日仕事で手いっぱいで何も買っていません! そして今夜はもう帰国… やっと心も体も自由になったので 教えてもらった有名店カイシルクへ。品数はそんなに多くありませんが、日本人好みのシンプルで上品なデザインのシルク製服やバッグ、リネンが並んでいました。私も頑張った自分へのご褒美にシルクの3ピースナイトウェア(上下とガウン)、ロングガウンとスカーフ1枚で90ドル(約8200円)を…結構お得ですよね? 

夕方、毎日通ったエグゼクティブ・ラウンジに軽食を摂りに立ち寄ると、バトラーが「今日でもうお仕事終わったんでしょう? ビールでも飲まれてはいかがですか?」と話しかけて来ました。ラウンジでは朝夕書類に顔を埋めながら食事し、バトラーからお酒のオファーをされても必ず断っていたのを覚えていたようです。ハノイでの仕事が終わった解放感と彼の気配りが嬉しくて、シャンペンを1杯頂きました。さようならハノイ!
 また来ます、必ず…
2009年9月20日(日)
ハノイの眠れぬ夜
ベトナム国営石油に
佇むホーチミン
9日間のハノイ出張中です。ついに念願のベトナムデビュー。ハノイは南北に長いベトナムの北部に位置し、150キロ足らずも北上すれば中国です。中国南部地方都市を歩いてるようだけど人は至って穏やかでシャイ、居心地のいい街で好きになりました。ベトナム語や漢字の看板を掲げた古い建物の間にコロニアル調の装飾を施した屋上付きの住宅が点在していて、フランス植民地時代の名残りを感じました。滞在ホテルはインターコンチネンタル ハノイ ウェストレイク。湖に浮かぶように立つ別館の白い姿はライトアップされた夜に見るとなかなか幻想的です。なかなか居心地のいいホテルでした。難点はエステと美容院が無い事とコーヒーショップとルームサービスのメニューの薄さ(特にベトナム及びアジア料理)でしょうか。
 
真夜中いつものように真っ暗にして寝ているとドア付近で物音が… 気になってドアミラーを覗いて見ましたが誰もいません。再びベッドで目を閉じるとまた音がします。再度覗いたけどやっぱりドアの外には誰もいません。二重にロックしてるから安全だとは思いますが、とても気になります。それでも次の日も朝早くから仕事なので気を静めて横になった直後、今度はベッドに何かが落ちる音! 飛び起きて灯りを点けたら何とゴキブリが走っているではありませんか〜 えーーーっ! すぐハウスキーパーにレスキューに来てもらいましたが、ハノイの眠れぬ夜となりました。
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2009年9月15日(火)
まだまだ飛び交う挨拶
右はラクダが可愛い銀行の新聞広告
イスラム教徒が待ち焦がれる断食明けのイード(祝日)が近くなり、外野の私にも会社関係者や友人から挨拶メールやFAXが届きます。イタリア在住の同僚が入れた"スイッチ"を機に今年は世界に散らばる会社の同僚同士でも挨拶メールが飛び交い、お互い何千マイルと離れていても一緒にお祝いしてる気分になれます。そして私がイードの度に楽しみにしてるのは毎回センスのいいアートを付けて送ってくれる、絵心のあるカタールの友人からの挨拶です。今回桜柄が届きましたよ〜 以前も書きましたが、このイードでは一部のアラブの国でエイディーヤというお年玉を子供達に配る習慣があり、クウェートの私の友人は600ディナール(約20万円)をお年玉用に銀行で新札を調達したばかりで、「もうお金無いよ〜」と嘆いてます。彼のお父様(70代)はもっとすごくて毎年約100万円使うそうです。私もお年玉欲しいなぁ。
2009年8月16日(日)
引き出しの中、一杯ですか?

暫く会っていなかった情報誌編集者の友人と久々に会い、和カフェで評判の白玉あんみつを頂きながら近況をキャッチアップ。この友人には私が今の仕事を始めた頃、「書く仕事って自分の引き出しから物がどんどん出て行く一方。時々ちゃんと補充しないと 自分自身が擦り減ってしまう…」という趣旨の興味深い言葉をもらいました。今の私はどうでしょう? シンガポール旅行でチャージしたばかりだからまだ擦り減ってないと思いますが… 仕事に就いた当初と比べて要領が多少良くなった反面、魂を込めずにロボットのように仕事してる事が増えたような…

2009年8月3日(月)
165メートルからの目線
足元に豪華客船が… 高さ165メートルの観覧車 川から見た高級マンション 多雨なので屋根が鋭角

エアライン時代の友人と現地集合現地解散で約1週間のシンガポール旅行に来ています。大好きなシンガポールはよく訪れますがここ数年はいつも1〜2泊程度で、今回は久々にしっかり観光も。あの高さ165メートルで世界最大級、故黒川記章が設計に関わったシンガポール・フライヤー(1周30分)にも乗りましたよ。1つのカプセルは長さ7メートル幅4メートルで最大28人、車イスも難なく乗れる大きな箱で、2人だとカプセルの中を自由自在に歩いて360度の景色を楽しめます。走ってもいいくらい。

金曜日は足を延ばしてフェリーで1時間足らずのインドネシア領のリゾート地ビンタン島へ。お目当てはバンヤンツリー・スパの3時間エステ。シンガポールのフェリーターミナルからはビンタン以外にも各島々往きのフェリーが出ていて、旅行者だけでなく通勤や現地住民らしいお客さんも待合室にたくさんいました。このビンタン島、マイナーなリゾート地ならではのスローペースで癒されます。バンヤンツリーは技術も雰囲気もレベルが高く、次回は日帰りではなくて泊まってみたいな、と思いました。逆にセントーサ島には日曜に行ったので大混雑でちょっと失敗したかも… でもシンガポール唯一のガーデンスパであるスパ・ボタニカの3時間エステは喧騒と無縁でよかったです。

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2009年7月19日(日)
ラクダに乗るなら砂漠より砂丘で??

休暇で日本に来ているクウェート人の友人から「只今鳥取滞在中。砂丘でラクダにも乗りました」という手紙とともに素敵なプレゼントを送ってくれました。シャネルの香水、デーツ(ナツメヤシ)、ナッツ、鮮やかな栞、バンコクで買ったジムトンプソンのシルク雑貨など… 今回は直接会えなくて残念ですが、嬉しいサプライズに感謝です。

2009年7月12日(日)
テレビの人

レバノンのテレビ局から突然電話。ライブ中継のレポート依頼でしたが私のキャパシティを遥かに超える仕事だったので知合いのアラブ人を紹介しました。テレビといえば某湾岸諸国の国営テレビ局で11年間ニュースアンカーを務める友人(さすがの美声の持ち主)はスコットランドに所有する別荘で只今40日間のバカンス中です。そんなに長く休めるなんて! 彼はいつも別荘到着後の数日間は携帯電話もテレビも電源を切り、ひたすら静かに本を読んで過ごすんだそうです。私もそんなバカンスしたいよ〜

2009年6月21日(日)
海を見ていた午後

友人とタクシーに乗る事1時間、今人気急上昇のビーチエリアへ。目的は自家製パンと窓から見える海の眺めが自慢のレストランです。噂通り食事も美味しく、ワインもお手頃、居心地もよく、気がつけばランチしに来たのに夕方。5時間も居座ってました。来店当初は山のように積まれてた自慢のパンも既にほとんど売切れ… 写真は食後のデザート。カプチーノのクマさんがかわいいですよね。

2009年6月5日(金)
ついに歌舞伎デビュー
博学な友人に連れられ、初めて歌舞伎を観に行きました。一幕見席といって一幕だけ観劇できるお手頃な当日券で、時間が無い人や私のような初心者にはありがたいシステムです。約20分間、鮮やかで艶やかな"藤娘"に圧倒されました。女性以上に女性らしく踊る姿にうっとり… 歌舞伎デビューさせてくれた友人に感謝です!
2009年5月23日(土)
紫に染まって…

沖縄に嫁いだ友人が里帰り、久々の再会。写真のポルシェ製の紅いもタルトは甘過ぎず、本当に美味しくていつも即行で完食しちゃいます。また鎌倉に遊びに行った友人からは同じく紫芋素材の文字通り上品な紫色のようかんをもらいました。どちらも食べるの楽しみ〜 紫芋と言えば 以前エアラインにいた頃、マニラ空港で売っているバケツ入り紫芋アイスクリームがクルーの間で大評判で、マニラ日帰り便の乗務の際はトランジット時間に必ず何人かが「ウベ(紫芋の英語名)アイスをゲットしなきゃ〜」と"バケツ"を買いに走ってました。機内のギャレーにはドライアイスがたくさんありますからね〜

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2009年5月14日(木)
北京に青空戻る
求むレンタル! 建設ラッシュの北京で
民工の皆さんお昼寝中
安徽省から働きに
来てるシルク雑貨店の女の子達
シルクじゃない工芸品も ティーカップもあります
れからの季節に重宝するスカーフ(自分用) 北京発お菓子群 チョコチップ入りソフトクッキーが想像以上の美味しさ

9日間の北京出張から戻って来ました。オリンピックを機に大気汚染対策を頑張ったせいか、1年前と比べて確かに空がキレイになっていて陽射しが地面にちゃんと届いてました。MIMIは学生時代中国史を研究していたので好き嫌いに拘わらずやっぱりこの国は特別です。今回タグを組んだ入社歴10年のクアラルンプール駐在の同僚から多くの仕事のコツや心得を学び、実りある出張でした。泳ぐように平然と仕事をこなす彼を見ていて、「もっと心に余裕を持って仕事しないとなぁ」とも実感。

今回泊まったのはソフィテルワンダーホテル。快適でしたが新し過ぎるのかタクシー運転手さんの間での知名度が低く、出先からホテルに戻る時はかなりの確率で乗車拒否に。あまり自由時間は無かったのですが、同僚に連れられて行った秀水街(シルクマーケット)にはまりました。1700もの小さなお店が入っているこの屋内生鮮市場のような雰囲気のこのビル、客引きもすごいけど品揃えとお値段の安さにも圧倒されます。コピー商品やTシャツに興味の無い私は 最初は欧州サッカークラブのチビサイズのユニフォーム(もちろんコピー)を子供へのお土産に大人買いしてる同僚の付き添いって感じでしたが、女性向けシルク雑貨のフロアで豹変。スカーフ、テーブルウェア、ナイトウェアや小物が雪崩寸前状態で各ブースに並んでいます。1枚1000円でオシャレなシルクのスカーフが買えるなんて! 友人へのプレゼントと自分用に買い込みました。素敵なナイトウェアにも心惹かれましたが、さすがに男性の同僚と一緒だとねぇ… 彼は奥様に何か買ってたようですが。どんなナイトウェア買ってあげたのかな〜???

2009年4月2日(木)
パワーを下さい

タイガーアイ(仕事運、金運に効果)のブレスレット着けてる友人のアラブ人外交官の影響で私もパワーストーンのブレスレットを買いました。彼は以前パワーストーンに関わる仕事をしていたらしく、石の持つパワーを信じているとか。仕事にもお金にも恵まれている彼が言うと説得力ある〜 

私が特に欲しいのは仕事と恋愛のパワー。ストーンマーケットで誕生石でもあるアメジスト(恋愛に効果)、カーネリアン(仕事を成功に導く)、タイガーアイ、ルビー(情熱や深い愛情に恵まれる)、インカローズ(未来の幸運をもたらす)、水晶(潜在能力を引き出す)の石を選び、ブレスレットを2本作ってもらいました。合計15000円近くと想定外の値段になってしまったけど、このパワーで仕事も恋もうまくいきますように! 

2009年3月3日(火)
ウチのおひな様達はここに…

今日はひな祭り。お雛様は飾らないけど これを言い訳にしっかりケーキは頂きました。美味しそうでしょ?

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2009年2月22日(日)
甘酒で酔いますか?

若旦那、テレビで語る

90歳にしてツヤツヤしたおばあ様が活躍する
老舗のお菓子屋さん

ここ最近プライベートで落ち込みがちの私を元気づけようと友人田舎町の酒蔵往きに誘ってくれました。タクシーで1時間。蔵開きの日ではないけど、酒蔵内で試飲自由なんですって。日本酒は未知の世界… 甘酒がアルコール飲料だと思ってたくらいですから。友人は以前デパートでその酒蔵製の発泡性生酒買って以来お気に入りだそうです。平日のせいか空いていて、蔵の担当者に面白いお話をたくさん聞く事ができました。

日本酒お初の私も試飲を堪能、白ワインのように飲みやすいお酒を1本ゲット。偶然テレビ局が酒蔵の40代の若旦那の"少ない販売量でも差別化で利益アップ"という試みの取材に来ていて、私達も画面に映っているそうです。約1週間後の放送だとか、しっかり見なければ。試飲後は酒蔵に併設された古民家を改造した風情ある和食レストランでスローフードのコース。酒蔵がある=水がきれい=田舎町=食材が新鮮で人々が優しい…の方程式ですっかり癒されました。連れて来てくれた友人に感謝です。明日からも頑張ろうっと。

2009年2月21日(土)
Many Happy Returns !
いくつになっても気分が上がる誕生日。多くの人にお祝いの言葉をかけて頂いて嬉しかったです。そして来年は愛する人と一緒に過ごせますように!
2009年1月31日(土)
ドバイの持てる人と持たざる人
             フードコートのレバノン料理                 
              人工スキー場は盛況
不況で複数のビル建設の計画中止が取り沙汰されるドバイ、せっかく立ち寄ったので アラブ首長国連邦で最も古くからイスラム金融を扱う大手銀行重役の知人にお話を聞いてみました。彼に言わせると「海外のメディアは悪い面ばかり取り上げるから誤解を与えている」「ドバイの経済は健全で強固。全く問題無い」とバッサリ。うーん、確かにショッピングモールもホテルなど旅行者が訪れるメジャーな箱モノは相変わらず潤っているようですが、建設現場に行けば違う様相が見られるのでは。クウェート同様、アラブ首長国連邦国籍の人達は政府系機関に勤めている人が多いから 株や不動産に多額の投資をしてなければ危機感が薄いのかもしれません。銀行重役の彼も最近、レバノンに別荘を買ったばかりだそうで…
2009年1月30日(金)
あれがイラクですね
遥か遠くの橋の
向こうがイラク
砂漠に突如現れたモスク 

キャンパー御用達売店


囲炉裏で寛ぐ
ベドウィンの
お父さん

 
食器にラクダのイラスト
テント内の床には絨毯


日本人駐在員A氏の案内でイラクとの国境までドライブ。途中アメリカ軍の偵察機、クウェート人が冬の週末に好んでキャンプするテント村と移動式売店、最北端の油井やパイプライン、撮影禁止の国境地帯、湾岸戦争でイラク軍が侵攻してきた際に住民達が命からがら抜け出した廃墟群(壁は銃痕だらけ)、政府が力を入れている郊外の家庭菜園エリアなど、ディープなクウェートを目の当たりにしました。砂漠の中にポツンと一軒、ベドウィンの黒いテントを見かけて突撃でお邪魔したのですが、さすが客人に優しいベドウィン、老夫婦が気持ちよくテント内の囲炉裏に迎え入れてくれました。ニカブで顔を隠した奥様は男性の来客と言う事で即行で姿を消してしまいましたが。ドライブの最後は以前から行きたかったレバノン料理の超人気店Mais Alghanimへ。Aさん、楽しい"視察旅行"、ありがとうございました!

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2009年1月29日(木)
あなたに会いたくて…

仕事仲間の豪邸で優雅に"女子会"ランチ。大きなテーブルに彼女自身やメイドさん達が作ってくれた料理がずらりと並び、壮観でした。彼女がさっさと髪を覆っていたへジャーブを外してしまい、写真撮影は断念。クウェートに来てから連日食事やショッピングに誘われて楽しさも体重も上昇の一途です。「毎日食べ過ぎ〜」と友人にこぼすと、「人間、短期間でそんなに太ったりしないわ。気にせずどんどん食べて」と言われました。いえいえ、短期間で痩せるのは難しいけど太るのは簡単! 

ところで皆さんは急な遊びのお誘いって大丈夫ですか? 私は仕事や遊びの予定は結構前から立てて置きたいタイプ。だから日本にいる時、アラブ人の友人から「来ちゃった。今夜夕食でもどう?」「週末(それが2日後だったりする)日本に行くかも、まだ未定だけど。会えるよね?」と突然言われてよく慌てます。

それがここではクウェートの友人達がゆったりと構えているのに影響され、私も行き当たりばったり"を地で行ってます。"郷に入っては郷に従え"でしょうか… 待ち合わせ時刻も場所も食事のメンバーも直前まで決まらなくても平気になって来たし、気がつけば「今日は夕食からいつ戻るか見当つかないのであなたに何時に会えるかわからない。ホテルに戻ったら連絡するね」と夜10時近くに50歳前後の知人女性に平気で電話するまでに。結局その女性と会ったのは11時近くでしたが、電話で呼び出した際、「わかった。今から15分後にはホテルに着くわよ」と至って平気な様子。平日でも夜遅くまで社交生活が活発なクウェートならではって気がしますが、女性はいったい何時に化粧落とすんでしょうか。


(上)友人一家イチオシのファラーフェルのお店。サンドイッチもテイクアウトできます。
(下)お土産に頂いた有名店Zaafaranのお菓子。

2009年1月28日(水)
BMWで流れる曲

The Avenues

仕事仲間と巨大ショッピングモールThe Avenues(アヴェニュー)に繰り出して夕食。スイス人を夫に持つ姐御肌のモナが連れて来た15歳のお嬢さんはお人形さんみたいに可愛らしい。アニメに感化され大の日本贔屓と言う彼女、食事の際も私の隣をキープし「お箸の使い方を教えて」「その携帯(アクオス携帯)、すごくクール。クウェートでも同じ物をネットで買えるの?」「私もあなたみたいなストレートヘアになりたい」(と私の髪を触りまくり)「メールアドレス教えて。メッセンジャーやろう」、と興味が尽きない様子でした。毎年夏休みはお父さんの故郷のスイスで過ごすけど、昨年はロンドンに滞在、そしていつか日本にも行きたいなぁ、と大きな目を輝かせてました。可愛い! 

食事後ホテルまでBMWで送ってくれたのは20代の女性。濃厚な化粧と派手めファッションがいかにもクウェティーヤって感じでしたが、車内で大音量で流す音楽は明らかにイスラム教の宗教音楽の合唱で、外見と音楽の嗜好の大きなギャップにおかしくなるやら イスラム教の根の深さに感心するやら。ところでThe Avenuesの中で写真撮ってたら警備員に止められてしまいました。いけませんか?

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2009年1月26日(月)
男女同室でお願いします

Le Meridien Tower ホテルから見たクウェートの風景

1年で最も寒い季節のクウェートにやって来ました。早速クウェート大学で教えている友人夫妻と再会、シェラトンホテル最上階のTarbouche タラブーシュで正統派レバノン料理の夕食をご馳走になりながらお互いの近況報告。前菜をコールドとホットの両方たくさん注文してくれ、もうこの時点でお腹いっぱいになり、メインコースが出て来た時には悲鳴を上げてしまいました。でも美味しいし日本ではなかなか食べられないし… 禁断のレバノン料理! 

このご夫婦、専門は違うけどご夫婦のどちらかが海外での学会や講演がある場合は旅行を兼ねていつも一緒に出かけ、ホントに仲良しで羨ましいです! 

大学の講義の話になった時、二人とも「学生達の行儀と真剣さがアップするから男女が同じ教室で講義を受けた方がやり易い」と言ってました。「男女別室だと羞恥心と緊張感が無くなって携帯や隣同士で喋ったり、上の空の学生が増えるのよ」との事でした。私はずっと共学でしたが高校時代の3年間は女子だけのクラスだったので おっしゃる事がよ〜くわかります。

昨今の世界同時不況と株価暴落のクウェートへの影響について聞いてみると、就労者の大部分が公務員というお国柄のせいか、分不相応な金額(借金して株を買う人多数)を株につぎ込んだりしてない限り、不況の影響は小さい、との事。でもさすがに「クウェート人も世界で何が起こってるのかは感じてるから 派手な買い物を見直すようになってるわ」と。で、このご夫婦、来月は休暇でエジプトのナイル川の豪華クルーズ船に乗りに行くんですって!

2009年1月2日(金)
最強の初夢

皆さんはどんな初夢を見ましたか? 私は願望の集大成のような盛りだくさんの初夢でした! "ホテルの豪華なロイヤルスィートに泊まり、仕事をさくさくこなし(ホントは夢の中でまで仕事したくないけど 苦もなく原稿を書いてたから、まぁいいか)、アラブ人の友人とアラビア語で楽しく会話し、素敵な男性が手を取ってエスコートしてくれた"という展開でした。男性の顔が見えなかったのが残念だけど、初夢で見た事が全て実現しますように。

今日は姉から初詣でゲットしたばかりの縁結びの御守をもらいました。縁結びの御守は家に飾っておくのと身につけるのと どちらがいいのか、いくつかの神社のサイトで調べたところ、学業成就や開運厄除などと同様、お財布やカバンに入れたりしていつも身近に持っている方がいいようです。ハイ、私も早速実践します。

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2009年1月1日(木)
あけましておめでとうございます! 

あけましておめでとうございます! 皆様にとって楽しい事いっぱいの1年でありますように… 昨年は更新が滞りがちでしたが MIMIなりに頑張りますので今年もどうぞ宜しくお願いします。私が1月1日を迎える瞬間でよく思い出すのは3度越年を経験したドバイです。何れも泊まっていたホテルのロビーで有料の賑やかなパーティーを開催、大音量のライブ演奏が延々と2時や3時まで続いていました。しかも吹き抜けになっているので360度、最上階の客室まで音楽や大騒ぎの"生音"が伝わって来て、パーティーに参加してないのに迫力満点?! そんなドバイも今年はパレスチナのガザ地区での空爆の為、「ホテルでの音楽やダンスを伴うパーティーは自粛するように」とのドバイ首長の通達により、ディナービュッフェのみ提供するホテルが大部分だったらしいです。

さて、写真はクリスマスとお正月の両方をテーマにした今回のネイルです。赤、白、金のおめでた色満載です。そして私の2009年もこーんなカラフルな毎日になるといいなぁ…

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